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《ブラジル》水不足が企業活動にも影響=中小零細企業ほど苦労強いられ

水不足に苦しむブラジリアのダム(Marcelo Camargo/Agência Brasil)
水不足に苦しむブラジリアのダム(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 日本の約22・5倍の国土面積を誇るブラジルは、国土全てに生活用水や農業用水、工業用水をいきわたらせるだけでも一苦労だ。特に、北東部や中西部では旱魃も激しく、貯水ダムの水位も軒並み低下している。
 零細・小企業支援サービス機関(Sabrae)がブラジル全州を対象に行った調査では、旱魃の影響が激しい地域などで行われている取水制限措置は今年、国内の小規模企業の31%に影響を与えるだろうとしている。
 最も大きな影響を受けると見られているのは中西部で、44%の企業が「今年は水不足に苦しむだろう」と答えた。特にブラジリアを含む連邦直轄区では53%、ゴイアス州では55%の企業が、「水不足に苦しむだろう」と答えた。
 ブラジル国内全ての零細・小企業の17%が、「昨年は水不足に悩まされた」と答えた。渇水の激しい地域では特に、曜日制や何日おきという輪番制で水道の水が出なくなる給水制限のせいで、各企業の日常が一変してしまったという。
 また、ほぼ半数の企業が「昨年、水の消費量を減らすために何らかの対策を採った」と答えた。
 採用された対策は、「節水を心がける」「水を再利用する」「ホースを使っての清掃、水撒きの回数を減らす」などだった。
 水の消費を抑える対策をとった企業の割合が最も高かったのは連邦直轄区で、その割合は64%に及んだ。
 調査では、企業の規模が小さいほど、水不足に悩む割合が高いという結果も出た。(7日付エスタード紙より)

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