ブラジル日本語センター(立花アルマンド理事長)は、「第19回日本語ふれあいセミナー」を先月16から19日の4日間、ヴィラ・マリアーナ区のブラジル霊友館で行った。
18日午後には恒例の「馬場体操」を行い、参加した生徒らは一生懸命体を動かした。同体操は同日朝にリベルダーデ広場で行われる予定だったが、地下鉄のストライキにより時間と場所が変更された。
馬場体操を考案した馬場康二さん(79、福岡)によると、同体操はNHK番組で観たエアロビクスダンスが基になっているそう。速いテンポのパラパラ曲に合わせて大きく体を動かすのが特徴。「ハァ!」などの掛け声で生徒らも笑顔で踊り、曲が終わると歓声を上げ拍手した。
ボリビアのサン・フアン学園に通う石澤俊くん(13)は初参加。初めての国外旅行でもあるという。セミナーの感想を聞くと、「ずっとチームで行動していたので皆と仲良くなれた。ミニ運動会など楽しい行事もあった」と語った。
本セミナーで進行係を務めたルッカス・アウヴェス・マシエルさん(27)はサンパウロ日本語学校のポ語教師。「今年は半数以上が初参加の生徒で不安もあったが、積極的に動いてくれる子ばかりで良かった」と感想を語った。