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《ブラジル》2017年小売業、3年ぶりに前年比上昇=景気の緩やかな回復が影響

3年ぶりに小売業は回復したが、過去2年のマイナス分を穴埋めするには至らない(参考画像・Fernando Frazão/Agência Brasil)
3年ぶりに小売業は回復したが、過去2年のマイナス分を穴埋めするには至らない(参考画像・Fernando Frazão/Agência Brasil)

 ブラジル地理統計院(IBGE)は9日、17年の小売業調査結果を発表した。これによると、ブラジル小売業は、2015、16年と2年連続で大幅な減少を記録したが、2017年は前年比2%増加した。
 17年のブラジルの小売業は、経済基本金利の引き下げや、政府による勤続期間保障基金(FGTS)休眠口座の引き落とし解禁、景気の若干の回復と雇用の下げ止まりに伴い、売上が増加した。
 だが、IBGE調査マネージャーのイザベラ・ヌネス氏は、「17年は、15年、16年と続いた小売売上高の減少から脱したものの、2年間で生じた累積10・2%に及ぶ損失はまだ回復していない」と述べ、完全に回復したというのは時期尚早であるとしている。
 17年12月の売上を量で見ると、同年11月に記録した前月比1%の増加分を帳消しにする、前月比1・5%減だった。
 品目別業績は以下の通り。(全て前月比)
 本・新聞・文具(4%減)、ハイパーマーケット(3%減)、家具・家電製品(2・7%減)、医薬品、医療、整形外科、香水、化粧品(1・2%増)、生地、衣類及び履物(0・5%増)、その他の個人および家庭用品(6・3%減)

 小売業に限定されない商業全般の17年12月の売上は、前年同月比で3・3%増だった。
 商業部門の売上増は、4・5%増を記録したハイパーマーケット、スーパーマーケット、食品、飲料、タバコ部門が牽引した。
 昨年12月の商業の部門別実績は以下の通り。
(全て前年同月比)
 生地、衣類及び履物(7%増)、家具及び家電製品(8・2%増)、医薬品、医療、整形外科、香水、化粧品(7・1%増)、燃料及び潤滑油(7・2%減)、オフィス機器、IT・通信機器、消耗品(18・2%減)、書籍、新聞、雑誌、文房具(9・7%減)、その他の家庭用及び家庭用品(0・6%減)(9日付G1サイトより)

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