サッカーブラジル代表のチッチ監督が、怪我さえなければロシア・ワールドカップ行きは決定済みとされる16人の選手の名を明かした。
これは、ブラジル現地時間の16日金曜日にUOLサイトが明かしたものだ。その16人とは、GKのアリソン(ローマ)、エデルソン(マンチェスター・シティ)、サイドバックのダニエル・アウヴェス(PSG)、マルセロ(レアル・マドリード)、センターバックのミランダ(インテルナツィオナーレ)、マルキーニョス(PSG)、チアゴ・シウヴァ(PSG)、ボランチのカゼミロ(レアル・マドリード)、フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)、中盤のレナト・アウグスト(北京国安)、パウリーニョ(FCバルセロナ)、ウィングのネイマール(PSG)、コウチーニョ(FCバルセロナ)、ウィリアン(チェルシー)、センターフォワードのガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)、フィルミーノ(リヴァプール)だ。
この中で意外だと受け止められたのはフィルミーノ。同選手はブラジル代表としてチッチ政権下では7試合出場1得点と凡庸な成績で、多くの識者が、「レギュラーのセンターフォワード、ガブリエル・ジェズスの控えが不安、特に17年末の怪我の後とあっては」とのコメントを出していたが、フィルミーノは、17/18年シーズンのイングランド・プレミアリーグで26試合12得点、欧州チャンピオンズリーグでは9試合8得点の好調で、ロシア行き確定メンバーに名を連ねた。
さて、23人中16人が既に確定となると、残された枠は7人だ。その内1人は第3GKで、ここにはカッシオ(コリンチャンス)が有力だ。
そうなると、フィールドプレーヤーの枠は6人しかない。ポジションバランスから、左右のサイドバックが1人ずつ、センターバックが1人、中盤が2ないし1人、ウィングが1人、センターフォワードが0ないし1人となる。
ブラジルは他の国と比較して、代表発表が早く、3月23日(ロシア戦・モスクワ)、27日(ドイツ戦・ベルリン)の欧州遠征のメンバー発表は3月2日に予定されている。
この遠征は5月初旬に発表されるロシア・ワールドカップ最終メンバー発表前の最後の代表発表となるため、チッチはこの機会に、競争の激しいポジションの選手たちの状態を直接確かめる意向で、3月の代表メンバーは25人程度になるだろうとブラジルのマスコミは予想している。(16日付グローボ・エスポルテ・サイトより)
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