ブラジル健康表現体操協会(川添敏江会長)は、「2018年研修合宿」を先月27、28の両日、アルジャー・ニッポン・カントリークラブで行ない、1~5期生の計51人が参加した。
これは日本の健康音楽研究会本部から認定を受けた准指導員を対象に毎年行っているもの。30~80代までの幅広い年齢層の女性が参加し、笑い声の絶えない、賑やかな合宿となった。
初日は、川添会長が、基本となるウォーミングアップの重要性について講義。参加者は初心にかえって、真剣に実践に取組んだ。2日間で、新曲7曲を含む12曲を頭と体に叩き込んだ。
ブラジル日本移民110周年の年であることから、歌手・中平マリコさんの曲「110周年」と「イぺー音頭」、また、20年に東京五輪を控えていることから、「東京五輪音頭」に力を入れて練習に取組んだ。
1日目の練習後には、会議を行ない、指導員の心掛けを学び共有。2日目の昼食後には、カントリークラブの方も交えたビンゴや、3期生・今野さんの絵画の抽選を行って楽しむなど、厳しさと楽しさが程よく盛り込まれた研修となった。
川添会長によれば「この研修の素晴らしいところは、普段一緒に練習することの少ない指導員同士が交流し、汗をかき、力を合わせてともに研鑽することにより生まれる一体感と絆」だという。
開催にあたっては、会場を提供した同クラブ野球部の父母らが、家庭的な食事を準備するなど、「やさしい笑顔でのもてなしに心から感謝している」とした。
最後には、記念撮影、皆で手を重ね合わせて、勝鬨を上げ、今年の健康体操の躍進を誓い、再会を誓い、実り多き合宿を終えた。
健康体操参加希望者は、川添会長(4828・3611)まで。
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