23日夕方、サンパウロ大都市圏のビリチバ・ミリンの別荘で、何者かによって首を絞められて亡くなった夫婦の遺体が発見された。26日付現地紙が報じている。
亡くなったのは、商人のルイス・カルロス・デ・オリヴェイラさん(42)と妻のジェシカ・オリヴェイラ・ドス・サントスさん(22)の2人だ。
オリヴェイラさんは寝室で、倒れた洋服ダンスの下敷きとなっており、首には電線が巻きつけられていたという。
一方のジェシカさんは浴室で、シャワーのホースで首を絞められて殺されていた。
殺された二人には、首を絞められた以外にも暴行を受けた痕跡があったという。現場は散々あらされており、門も破られた跡があった。犯人は夫婦の所持品やシボレー車の軽トラックを盗んで逃走中。警察は強盗殺人とみて、犯人を捜査中だ。
家族の話によると、亡くなった二人は4年前からこの別荘で生活しており、オリヴェイラさんが営む店の収入と、この別荘をパーティやイベントに貸し出して得た収入で暮らしていたという。