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J&F=ウェズレイのデラソン破談に=「疑惑の検察員」の問題で
連邦検察庁のラケル・ドッジ長官が、J&Fグループ一族のウェズレイ・バチスタ氏の報奨付証言(デラソン・プレミアーダ)に伴う恩恵取り消しを決めたと、最高裁に報告した。27日付現地紙が報じている。
ウェズレイ氏は、昨年5月にJBSショックを巻き起こしたデラソンの主のジョエズレイ・バチスタ氏の双子の弟だ。今回の恩恵取り消しは、同氏とJ&F元理事のフランシスコ・デ・アシス・エ・シウヴァ氏の2人が対象となる。
ドッジ長官によると、その理由は、検察庁の現役検察員だったマルセロ・ミレール氏が違法な形で関わっていたことなどを、デラソンの際に隠していたためだという。
昨年9月に兄のジョエズレイ氏と同社元理事のリカルド・サウジ氏が逮捕された際も、ミレール氏との疑惑の関係を理由に、前長官のロドリゴ・ジャノー氏がデラソンを無効にしている。
なお、ジョエズレイ氏のときと同様、デラソンに使った証拠などは、引き続き参考資料となる。最高裁のエジソン・ファキン判事が恩恵取り消しを認めた場合、ウェズレイ氏らは公務員への贈賄や虚偽の供述による不当な恩恵享受などの罪にも問われることになる。