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《ブラジル》17年11月~18年1月期の失業率は12・2%=前年比で0・4%の改善=「新規就業の多くは非正規」の声も

(Pedro Ventura/Agência Brasília)
(Pedro Ventura/Agência Brasília)

 ブラジル地理統計院が28日、2017年11月から2018年1月までの失業率は12・2%だったと発表した。これはまた、この期間の失業者数が1270万人に及ぶ事を意味している。
 12・2%という数値は、直前期(17年10~12月の3カ月間)の失業率11・8%より0・33%高い。
 しかし、期間が重ならない前四半期(17年8~10月)の12・2%と比較すると、ほぼ一定の状態を保っている。
 また、1年前の2016年11月から2017年1月までの失業率(12・6%)と比べると、0・32%低下した。
 IBGE労働・賃金部門コーディネーターのシマール・アゼレード氏は、「17年11月~18年1月期に失業率12・2%という結果が出る前は、17年2~4月期の136%、17年5~7月期の12・8%、17年8~10月期の12・2%と、失業率は順調に下がっていた。これは労働市場が改善している事を示している。しかしながら、1月は年末商戦に向けた臨時雇用者の多くが契約解除されるので、失業率も少し戻ってしまう。『1月は弱い』という季節的要因がなければ、今回も下がっていたはず」と語っている。
 アゼレード氏は、「1月はいつも契約解除が起こり、最大失業率が更新されていた。でも、今年は昨年1月よりましで、解雇と共に採用も見られたようだ」と語った。11月から翌年1月までの失業率がもっとも高かったのは17年の12・6%、反対にもっとも低かったのは2014年で6・4%だった。
 17年11月から今年1月にかけての就業者人口は、前年同期の就業者人口より180万人増えたが、その主な要因は、非正規雇用の増大だ。
 アゼレード氏によると、180万人分の雇用増の内、実質的な正規雇用は、公務員に採用された31万7千人だけだ。前年同期と比べた場合、正規雇用者は1・7%減り、日正規雇用者は5・6%増えたという。
 アゼレード氏も、「連邦政府の景気刺激策は、正規雇用を増やすほどの効果を発揮していない」と語った。(2月28日付G1サイト、同アジェンシア・ブラジルより)

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