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《ブラジル》1月工業生産=5カ月ぶりの前月比マイナス=自動車の生産減が影響し

ブラジル地理統計院(IBGE)は6日、1月の工業生産は前月比2・4%減となったと発表した。6、7日付現地紙・サイトが報じている。これにより、昨年9月から4カ月連続で続いていた前月比増はストップした。
工業生産高は、「資本財」「中間財」「耐久消費財」「半または非耐久性消費財」の4部門ごとに算出される。この4部門中、「半または非耐久性消費財」は0・5%増を記録したが、他の3部門は全て減少した。減少幅が大きかったのは、マイナス7・1%だった「耐久消費財」だ。
「耐久消費財」に含まれる「自動車生産」が7・6%減だった事が、1月の工業界全体の動向に影響した。IBGEの調査マネージャー、アンドレ・マセド氏は、「自動車生産の増減は、部品を含む他部門にも大きく影響する」と語った。
自動車生産以外にマイナスとなったのは、冶金部門(4・1%)、ゴム・プラスティック部門(5・4%)、食品部門(1・1%)、化粧品や衛生用品部門(2・4%)だ。
4部門よりさらに細かく分類した24部門別では、19部門の生産が減少した。増産となったのは、製薬部門(21%)、飲料部門(5%)、鉱業(採掘)部門(2・2%)など、5部門だけだった。
今年1月の結果は前年同月比では5・7%増で、同様の比較での成長は9カ月連続となった。
マセド氏は、「1月の結果は、12月までの好調に少し調整が入ったのでは。『経済回復が終わった』と見るのは早計だ。経済回復の流れは変わらないが、ペースは依然緩やかだ」と述べた。