ブラジル世界救世教(マルコ・レゼンデ本部長)が7日午後、文協ビル内でブラジル日本移民110周年記念祭典委員会に寄付金を贈与した。贈与式には同委員会の呉屋春美祭典委員長、菊地義治実行委員長、野村アウレリオサンパウロ市議、在聖日本国総領事館の岩嶋健次領事ほか委員会メンバーが出席した。
レゼンデ本部長(62)から呉屋祭典委員長に寄付金が手渡された。レゼンデ本部長は同救世教が日本移民によりブラジルの地に伝わったことに触れ、「日本から来た宗教がブラジルの地で人々を幸せにしている。色々な団体の人と共に移民の人に感謝の気持ちを届けたい」と語った。
同救世教のブラジルの信者は60万人相当にもなり、その99%が非日系人という。
呉屋祭典委員長は今回の寄贈に関して感謝を述べ、「多忙なレゼンデ本部長が直接手渡したいと言ってくれた。日本移民の宗教方面への影響も感じた」と語った。
レゼンデ本部長は寄付金贈与後、文協ビル内の移民史料館も見学した。
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