ブラジル日系文学会(中田みちよ会長)主催の『第35回武本文学賞』の入選作品が発表された。授賞式は25日午後2時半から、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で行われる。
式典ではサンパウロ総合大学(USP)哲学文学科学部教授の菊地渡氏が「最近の学生気質」(仮題)というテーマで講演を行う。日ポ両語。また、式典後はカクテルパーティーを予定している。
受賞作品は順次『ブラジル日系文学』誌に掲載される。作品及び受賞者は次の通り(敬称略)。
【日語部門】▼小説=佳作「消えた商店街ジャシント・シルバ」栗山舎人、「種をもう一つ」鎌山昭、「ああ、なんてブラジルは」勢田五郎、「旅路」「霧の中の魂」田口さくお▼俳句=入選「秋の彩」森原博、佳作「無題」下小園昭仁、「山笑う」前田昌弘▼短歌=入選「夢のあとさき」富岡絹子、「日日抄」西山博子▼翻訳=佳作「黒い服」稲村ひとみ