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東西南北

 昨年5月、サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポのコンドミニアムに入り込み、自転車泥棒だと疑われ、刺青師から額に「私は泥棒です」の刺青を入れられた18歳の青年が社会的に話題となった。その青年が24日、サンパウロ大都市圏マイリポランで万引きで現行犯逮捕された。スーパーでデオドラント5個を盗もうとしたもので、薬物中毒の治療の一環で、初めての単独外出が認められた際の犯行だった。昨年、刺青被害にあった際は社会的な同情を集め、有志たちが集めた費用で刺青の除去手術も受けるなど、話題を呼んだが、もう一度、外出禁止に。心ある人たちの気持ちまで踏みにじられたようだ。
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 サンパウロ市地下鉄2号線ヴィラ・マダレーナ、スマレー、クリニカス、トリアノン・マスピ、コンソラソンの5駅で、切符の自動発券機が機能し始めた。この機械は、6月までに1号線、2号線、3号線の全駅に普及する見込みだという。これはサンパウロ市地下鉄公社ができて50周年を記念した事業の一環だ。切符は4レアルで、紙幣と硬貨が使えるが、おつりは最大で10レアルまでしか戻らないという。市民としては、ビリェッテ・ウニコの使い勝手がよくなる方が嬉しい気もするのだが。
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 きょう27日はベルリンで、サッカーのセレソンの親善試合、対ドイツ戦が行われる。ブラジルとドイツは16年のリオ五輪決勝で戦っているが、セレソンだけを見ると、14年W杯準決勝の、あの屈辱の1―7の敗戦以来のこととなる。今のうちにあの悪い思い出を断ち切りたいところ。試合は15時45分からグローボ局で生中継される。