連邦警察のデータによると、2017年にブラジルを訪れた観光客は658万8770人に及び、W杯があった2014年の642万9852人や、五輪年の2016年(654万6696人)を上回った。
観光省が連警のデータを解析したもので、17年の観光客増加は、隣国からの客が増えた事によるという。南米諸国からの観光客は16年の370万人が410万人にと11・1%増え、全体の62・4%を占めた。
最も多かったのはアルゼンチンからの262万2327人で、前年比14・3%増え、ブラジルに来た外国人観光客の39・80%を占めた。
2位は米国人の47万5232人(7・21%)で、以下、10位までは、チリ34万2143人(5・19%)、パラグアイ33万6646人(5・11%)、ウルグアイ32万8098人(4・98%)、フランス人25万4153人(3・86%)、ドイツ人20万3045人(3・08%)、英国人185858人(2・82%、イタリア人17万1654人(2・61%)ポルトガル人14万4095人(2・19%)となっている。
南米諸国は、コロンビア11位14万363人(2・13%)、ボリビア13位126781人(1・92%)、ペルー14位11万5320人(1・75%)と続く。難民流入で頻繁に名前が挙がるベネズエラからの観光客は、5万3950人(0・82%、20位)のみだった。
観光客の主な訪問先はサンパウロ州、リオ州、リオ・グランデ・ド・スル州だ。サンパウロ州を訪れた外国人観光客は214万4606人で、全体の32・5%を占めた。リオ州訪問客は20・5%の135万5616人で、リオ・グランデ・ド・スル州には127万人が訪れた。
観光客が最も利用した交通手段は飛行機で、前年より4・2%減ったにも関わらず、全体の63・5%を占めた。バスや車を使った人は225万人、船を使った人は5万2500人いた。(26日付G1サイトより)
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