28日付現地紙では、ルーラ元大統領と、最高裁でのラヴァ・ジャット作戦担当報告官のエジソン・ファキン判事の双方が脅しにあったことが報じられた。それだけ、国内の政治に関して、両極化した勢力の緊張感が高まっているということなのだろうが、当人たちの命まで脅かすような行為をとることは、自分たちの主張の価値を下げるだけでしかなくなるのでは? こうした状態は10月の大統領選まで続きそうな気配すらあるが、仮に国民の誰かが暴走して、犠牲者が出るような事態が起こったりしたら、ブラジル内の政局にも大きな影響を及ぼしそうな気が。抗議行動はくれぐれも、平和的に行ってほしいものだ。
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27日夕方、サンパウロ大都市圏で激しい夕立があり、それに伴う混乱が生じた。サンパウロ市内では32本の倒木が記録されたし、CPTM12号線では雷の影響で電気系統が故障して、3時間ほど減速運転を強いられた。グアルーリョス市では、アイルトン・セナ高速道のサンパウロ市方面と内陸部方面の両車線で冠水が起き、一時的に通行不能となった。もうすぐ雨季も終わるが、降り納め前の最後の混乱といったところか。
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27日に、サンパウロ市西部のパカエンブー競技場で行われた、サッカーのサンパウロ州選手権の準決勝第2試合、パルメイラス対サントス戦は、サントスが2―1で勝利したが、第1戦はパルメイラスが1―0で勝っていたため、合計スコア2―2の同点でPK戦にもつれ込んだ。パルメイラスはこのPK戦を5―3で勝利し、3年ぶりの同大会決勝進出となった。
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