ブラジル福島県人会(永山八郎会長)は「第12回喜多方ラーメン祭り」を4月22日午前10時から午後4時まで、サンパウロ市の同県人会館(Rua da Gloria, 721, Liberdade)で開催する。
本場喜多方から直輸入した乾麺と濃縮スープを使用。スープはコクと旨みを増すため、当地で一工夫を凝らした一品だ。絶賛好評を受けて、前回から100食増やし、500食を準備する。
案内のため来社した曽我部威事務局長と大竹輝和総務は「チャーシュー、メンマ、なると、ネギと具材もたっぷりです。本場の味を是非体験して下さい」と来場を呼びかけ、「今年の日本祭りに向けて、さらに研究を進めていきたい」と今後を見通した。
前売券はラーメン27レアル、餃子付35レ。当日券はラーメン30レ、餃子付きが38レ。数量限定チャーシュー・ハンは10レ。問合せは、同県人会(11・3208・8499)まで。
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曽我部事務局長によれば、喜多方ラーメンの普及のためにフェイス・ブックを通じたブラジル人客への宣伝強化にも取組んでいるという。「一般のブラジル人にはラーメンと言えば、日清のカップ麺というイメージが定着している。乾麺とは何かを説明してもなかなか理解してもらえない」と苦笑いを浮かべる一方で、「一度食べた人からは『こんなに美味しいラーメンを食べたことがない』と言われるほど」だとか。福島県人会では、日本製の本格袋ラーメンも常時販売している。まずは、本場の味を体験した上で、自宅用に本格ラーメンを購入してみては。