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《ブラジル》3月の自動車生産・販売台数は好調な伸び=「もっと良くなる」と業界団体会長

ブラジルの自動車生産、販売台数は好調を維持している。(参考画像・Arquivo/Agência Brasil)

ブラジルの自動車生産、販売台数は好調を維持している。(参考画像・Arquivo/Agência Brasil)

 ブラジルの全国自動車工業協会(Anfavea)は5日、今年3月のブラジル国内の自動車生産台数が、前年同月比13・5%増、前月比25・3%増の26万7500台だったと発表した。
 3月の結果が出た事で、今年の第1四半期の結果も出た。今年の第1四半期の生産台数は総計69万9600台で、61万700台だった昨年第1四半期より14・6%増加した。
 今年3月の乗用車、小型商用車の販売台数は15万6200台で、昨年同月比7・7%増、今年1月~3月の第1四半期の販売台数は46万4700台で、昨年同期比13・7%増だった。
 今年第1四半期のトラック販売台数は1万4200台で、昨年比53・5%増だった。
 アントニオ・メガーレAnfavea会長は、「確かに3月の数字は良かったが、もっと良い結果が出る可能性もあった。今後数カ月はさらに好結果が出ると考えている」と語った。
 同会長はトラック部門にも触れ、「トラック製造業界では未だに多くの生産ラインが止まったままだ」とした上で、「過去数年間に落ち込んだ生産量を回復させるためにはさらなる伸びが必要」との見解を示した。
 今年3月の自動車業界の雇用人数は13万1200人で、昨年3月の12万6900人と比べて3・4%の増加となった。(5日付アジェンシア・ブラジルより)