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第40回サンパウロ州相撲選手権大会=幼少年強化目的に200人参加

白熱した相撲大会

白熱した相撲大会

 ブラジル相撲連盟(籠原功会長)主催の「第40回サンパウロ州相撲選手権大会」が、先月25日、サンパウロ市ボン・レチーロ区の常設土俵場で行なわれた。
 幼少年の選手強化を目的として始められた同大会。幼年から準青年部門まで年齢別に分かれ約200人が出場し、日頃の練習成果を披露した。
 同連盟の大瀧多喜男理事は「小さい子供達が大勢参加してくれた」と目を細め、特に女子の存在感を強調した。
 「大人になってからだと恥ずかしがるが、小さい頃からなら廻しをはめるのに抵抗もない」と語り、将来的な五輪種目の認定を目指し、南米で女子相撲の強化を図りたい意気込みだ。
 女子相撲では、世界相撲選手権で二大会連続銀メダルを獲得したワタナベ・ルシアーナさんが、地元スザノ市で相撲教室を開き後継者育成に励む。同市から約40人の女子が参加したという。
 同日は個人戦・団体戦が行われ、男女ともに聖南西が総合優勝に輝いた。結果は以下の通り(敬称略)。
 【個人男子】幼年C=アルトゥール・デ・ナルジ、同B=ジョアン・デ・オリベイラ、同A=ギリェルメ・ヂニス、準青年=ブリアン・エンリケ・サントス、青年=ジョアン・パウロ・ヴィラウバ
 【個人女子】幼年C=アナ・ベアトリス、同B=レベッカ・サカシタ、同A=ヒングリッジ・ハルミ・スガワラ、準青年=アリシア・マリー、青年=ジョゼアニ・ヴィトリア
 【団体男子】幼年C=聖南西、同B=ノーヴァ・セントラル、同A=聖南西、準青年=聖南西A、青年=北
 【団体女子】幼年C、B、A=聖南西、準青年、青年=ノーヴァ・セントラル