サンパウロ州政府は10日、マルシオ・フランサ新知事(ブラジル社会党・PSB)の下での新たな州政府の体制変更発表(第1弾)を行った。11日付フォーリャ紙が報じている。
今回の人事で目立つのは、新たな局長にジャーナリストが2人就いたことだ。1人は企画局長のマウリシオ・ピント・ペレイラ・ジュヴェナル氏で、もうひとりは社会通信局副局長に就任するクロヴィス・ヴァスコンセロス氏だ。
また、農務局長には、内部昇進でオマール・カッシン・ネット氏が就任する。
サンパウロ州検察局長には、同州政府の特別戦略局副局長だったジュアン・フランシスコ・カルペンテル氏が就任する。
10月の統一選出馬を理由に州政府を去る人は少なくなく、サンパウロ州府事務局長のサムエル・モレイラ氏(民主社会党・PSDB)や社会開発局長だったフロリアーノ・ペザーロ氏、文化局長だったジョゼ・ルイス・ペンナ氏(緑の党・PV)なども退任。これらの部局はまだ、後任が決まっていない。
この後も新人事は引き続いて発表される見込みだが、保安局長や保健局長、教育局長、財務局長なども交代の可能性がないわけではないという。