今月4日からチリで行われている、女子サッカー南米選手権で、ブラジル女子代表が1次リーグで3連勝し、最終戦を待たずしての決勝リーグ進出を決めた。
この大会には、南米サッカー連盟(Conmebol)加盟10カ国の女子代表チームが参加し、5チームずつ二つのグループに分かれて1次リーグを行う。
各グループの上位2チーム、合計4チームが決勝リーグに進み、優勝チームは決勝リーグの結果で決まる(1次リーグでの勝ち点や順位は決勝リーグには反映されない)。
アルゼンチン、エクアドル、ベネズエラ、ボリビアと共にグループBに入ったブラジルは、初戦5日のアルゼンチン戦を3対1、2戦目7日のエクアドル戦を8対0で勝利した後、11日のベネズエラ戦でも4対0で勝利と3連勝。最終戦13日のボリビア戦を前に、グループ2位以上を確定させた。
ここまでの成績は、15得点1失点、得失点差プラス14と圧倒的だ。
この大会は女子代表チーム南米ナンバーワンの座がかかると共に、来年フランスで行われる女子W杯の南米地区予選や同19年のパンアメリカン競技大会の南米地区予選、2020年の東京オリンピックの南米地区予選も兼ねている。女子W杯の南米出場枠は2・5だから、決勝リーグで上位2位までに入ると、確実に出場権が得られる。(12日付アジェンシアブラジルより)
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