24日、ミナス・ジェライス州高等裁判所で、同州元知事のエドゥアルド・アゼレード被告(民主社会党・PSDB)の収賄容疑に対する2審審理が行われ、3対2で有罪となった。25日付現地紙が報じている。
アゼレード氏は1998年に行われた同州知事選で、州立銀行や同州衛生公社(水道局)から再選のためのキャンペーン資金を受け取っていた。この贈収賄工作は、「ミナスのメンサロン」とか「ツッカーノ(PSDB)のメンサロン」と呼ばれていた。
この日の投票では、有罪を説くジュリオ・セーザル・ロレンズ判事に2判事が賛成し、3対2と接戦ながら有罪となり、20年の実刑判決となった。この裁判は1審目も判事の判断が割れ、2対1で有罪だった。
アゼレード氏はあともう1回、今回の裁判に関する異議申し立てを行うことができるが、これが棄却されば、刑執行となる。