ジョアン・ドリア前サンパウロ市市長が、市長を退任後も、軍警を助手のように使用していたことが明らかとなった。この軍警はジョアン・パウロ・メンデーゼ隊長(カピタン)で、19日はラジオ・インタビュー、20日はテメル大統領との会談、21日はカンピーナスでの行事と、前市長の仕事現場に帯同し続けている。こうした軍警の帯同は市長に対して認められるもので、辞任後は認められない。市保安局によると、メンデーゼ氏は「休暇」その他の理由で職務を離れており、軍警側もこうした行動に気付いていなかったとか。サイト上のメンデーゼ氏の職務は市役所の業務補佐のまま。この報道に対するドリア氏の反応やいかに。
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開業から50周年の記念日(24日)でさえ、なかば名物となっているトラブルで大混乱を起こしたサンパウロ市地下鉄。翌25日には、サンパウロ州都電公社(CPTM)ブラス駅でも脱線騒ぎが起きた。また、モノレール15号線は、6日に開通したばかりの新駅で機械の故障が起き、23~25日の3日間、10~15時のテスト運行が中止になった。同市地下鉄は昨年中の故障件数が前年比29%も増えたというが、こうしたドタバタな運営が止まることはないのだろうか。
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25日のサッカーのリベルタドーレス杯、パルメイラスは敵地ブエノス・アイレスで強豪ボカ・ジュニオルスと対戦し、2―0で快勝した。これでパルメイラスは残り2試合を残して、早くも第8グループでの勝ち残りを決定させ、決勝トーナメント進出を一番乗りで決めた。ブラジル勢でトーナメントにたどりつけるのは今年は何チーム?
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