サンタクルス病院(HSC)評議委員会が先月末に行なわれ、石川レナト氏が理事長に再任された。3期目の続投となり、任期は2021年までの3年間。
石川氏は1998年からブラジルNEC代表取締役社長を務めた経営手腕が買われ、12年に理事長に抜擢された。経営改革により財政再建を進めるなど顕著な実績を上げ、昨年11月にはサンパウロ州議会から名誉功労章を受章した。
就任挨拶に臨んだ石川氏は、「理事会が負う責任は熟知している。だが、我々がその継続的発展に責任を負い、病院のためにより多くのことを共にやっていけると非常に前向きだ」と述べた。
これまでの任期を振り返り、「第一期目から成長に向けた経営安定化を目指し、目標を達成してきた。皆さんのご協力を得て、ここ数年のうちに病院が発展したことを誇りに思っている」と謝意を滲ませた。
理事会役員は以下の通り。(敬称略)
【理事長】石川レナト【第一副理事】佐藤マリオ【第二副理事】二宮正人【第一財務理事】ツジ・マルセロ【第二財務理事】秀島マルセロ【第一経営理事】ウィウソン・メンデス・ダ・ヴェイガ【第二経営理事】ワタナベ・サンドラ・ヒロコ【マーケティング理事】太田レオ・ススム【第一補充理事】パウロ・マルセロ・レ【第二補充理事】マツモト・ミゲル【第三補充理事】ニシクニ・コシヒロ
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