ブラジル・トヨタ自動車(ラファエル・チャン社長)は、11月からサンパウロ州のソロカバとポルト・フェリスにある2工場を2交代制から、3交代制、24時間稼働体制に変更させると発表した。ブラジル社初のフル生産体制となる。
これは今年第2四半期から販売を予定する新車「ヤリス」の生産開始に伴うもの。カローラとエティオスの間の客層に照準を置いた中価格帯の小型車で、ソロカバ工場ではエティオスと併せて年間16万台が生産される見通しだ。
三交代制24時間フル稼働に移行することにより、新たにソロカバ工場で740人、エンジンを製造するポルト・フェリス工場で130人、さらに供給会社で700人の雇用創出が見込まれている。
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