ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)は「健康体操の日制定記念フェスティバル」を27日午前9時半から、サンパウロ市の文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。
これは昨年、サンパウロ市議会で5月15日を健康体操の日として、サンパウロ市公式年間行事に認定されたことに加え、創立12周年を祝して行われる。
公演には約900人が出演。表現体操、ストレッチ体操、エアロビクス風体操など約10種類の体操が振付された、日本の童謡や懐メロ全60曲に乗せて披露される。
ブラジル日本移民110周年に合わせて特別に、花嫁移民の心情が目に浮かぶ「瀬戸の花嫁」や「千の風になって」など先人を偲ぶ曲が選曲されたという。
特別ゲストとして中平マリコさんも出演。110周年を記念し作詞作曲された「手渡された110年」を健康体操が振付け、全指導員・生徒共に初披露する。そのほか「東京五輪音頭」、最後には「輪になって踊ろう」「イペー音頭」でフィナーレを迎える。
案内のため来社した川添会長ら一行は「地方の日語学校から65人の生徒さんも参加されます。皆さんのご来場をお待ちしています」と呼びかけた。
記念式典は午前11時から開催され、午後4時半に閉会予定。入場無料だが、保存食1キロを持参すること。
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