日本映画『Esplendor(彼らが本気で編むときは)』(荻上直子監督、生田斗真主演、2017年)の上映が、サンパウロ市映画館(Reserva Cultural、Caixa Belas Artesなど5館)で今週末から始まった。ポ語字幕。主人公はトランスジェンダー(性同一性障害)で、テーマは編み物。差別や育児放棄を含む社会問題を描きながら、LGBTと家族の在り方を問う作品とのこと。
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エスタード紙によればサンパウロ市セントロに11日、「Tokyo」が現れた。レプブリカ公園近くの繁華街、イタリアビルのすぐそばに立つ古い9階建てのビル(Rua Major Sertorio, 110, Vila Buarque)に〃日本風〃のバー、カラオケ、レストランなどが結集して11日に再オープンしたという。なんでも、マンガやアニメに加え、SF映画の金字塔『ブレードランナー』や、東京を舞台にして死者の魂を扱った仏映画『エンター・ザ・ボイド』をイメージした内装が施されているとか。ブラジル人が想像する東洋に興味のある方は、足を運んでみたら?