外国人の日本語運用能力を測定する『J―Test実用日本語検定』の第3回目公開試験が7月8日にサンパウロ市で行われる。「日本語検定協会・J―Test事務局」(運営=株式会社語文研究所)が主催、当地ではJマスター社(http://www.jmasterbrasil.com.br/)が委託を受けている。申し込みは6月9日まで。検定料は180レ。
世界10カ国、年間約5万人の受験者数を誇り、日本では400以上の大学や企業などで使用されている。
同検定は初級者向けの「E‐Fレベル」(日本語能力検定N4-5程度)、中級から上級者向けの「A‐Dレベル」に分かれ、点数によって6レベルに判定される。
試験は読解問題と聴解問題となり、漢字や作文の記述式問題を含む。試験後にはサイト上で問題、解答、スクリプト、聴解試験音声が公開され、自己採点や復習ができるほか、認定証、成績表、個人成績表、参考資料の4種が受験者に発送される。
今回の検定試験は「E‐Fレベル」が午前9時50分~午前11時50分、中級から上級者向けの「A‐Dレベル」が午後1時~午後3時25分に行なわれる。
試験会場は申込者に後日連絡される。試験の申込みは(jmaster.brasil@gmail.com)まで。