27日、チャンピオンズ・リーグ(CL)終了で今季の公式戦の日程を終えた欧州サッカー連盟が、CL優秀選手を発表し、そこにブラジルから4選手が選ばれた。
選ばれた選手、18人は以下のとおりだ。
〈ゴールキーパー〉ナヴァス(レアル・マドリッド)、アリソン(ASローマ)
〈ディフェンダー〉キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、マルセロ(レアル・マドリッド)、キエッリーニ(ユベントス)、ファン・ダイク(リバプール)
〈ミッドフィールダー〉カゼミロ、クロース、モドリッチ(レアル・マドリッド)、デブライネ(マンチェスター・シティ)、ハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)
〈フォワード〉フィルミーノ、サラー(リバプール)、クリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリッド)、メッシ(バルセロナ)、ゼコ(ASローマ)
このうち、アリソン、マルセロ、カゼミロ、フィルミーノの4選手がブラジル人選手だ。今回の選出は、選手の出身国別ではかなり分かれ、ブラジル以外で複数の選手が選ばれた国は他にドイツ(2人)だけだ。
ブラジルは長らく「ネイマール頼み」といわれ続けていたが、今回はネイマールを抜きにしての4人選出。しかも、W杯開幕直前の結果だけに意味は大きい。
ダニエル・アウヴェスの負傷不選出以来、選手のコンディションが心配されるセレソンだが、CLの決勝戦に出場したマルセロ、カゼミロ、フィルミーノの3選手に怪我はなく、30日にはロンドンで待つセレソンに合流見込みだ。(27日付ランセ電子版より)