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リオ州=血液センターがキャンペーン=トラックストで減少分の補充目指す

 リオ州血液センターが1日、「赤い6月」と題する献血キャンペーンを開始した。
 このキャンペーンは、先週だけで40%も減った献血量を増やし、手術や治療のための血液の在庫を確保する事を目的としている。同センターでは、献血量が激減したのは、トラックの運転手のストでバスの運行本数が減ったり、ガソリンが補給できなくなったりしたために、献血者の足が奪われた事が直接的な原因と見ている。
 献血者が減り始めたのは24日からで、週末の献血者は激減した。血液センター理事のルイス・アモリン氏によると、献血者は献血しに来たがっているが、ストのせいで、センターまで来られなかったという。
 6月が特別キャンペーンの月に選ばれたのは、14日が世界献血デーであるためだ。
 リオ州血液センターはリオ市中央部にあり、年中無休だ。対応時間は午前7時から午後6時までで、18歳から69歳までの健康な人ならば、誰でも献血できる。
 なお、ストのために献血者が減ったのはリオ州血液センターだけではない。スト中は全国で血液不足が起き、血液不足が原因で手術が延期された例もあった。(1日付G1サイトなどより)