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東西南北

 母の日に、サンパウロ州スザノ市の小学校前で、母の日のイベント参加のために集っていた生徒や父兄を守ろうとして強盗を射殺した軍警のカチア・サストレさんのことは、賛否両論を巻き込んで大きな話題を呼んだ。「母親としての見本」と賞賛する一方、「映像で確認しても殺す必要まではなかった」とする声の両方だが、称賛派の人がカチアさんを10月の下院議員選に出馬させようとする動きがあるという。声をかけたのは共和党と社会自由党らしいが、フォーリャ紙は「チリリッカ(コメディアン)とボルソナロ(極右主義者)の政党」と、皮肉を込めて報じてもいる。人命救助は称賛されるべきだが、それと政治との関係は?
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 3日に行われたトカンチンス州知事選挙には、ジウマ政権の元農相でジウマ氏の親友としても有名なカチア・アブレウ氏も出馬。選挙前の世論調査では1位だったが、結果は4位と惨敗。マスコミは「ルーラの神通力が通じなくなった」と報じている。カチア氏が世論調査で1位になった後、労働者党(PT)のグレイシ・ホフマン党首がビデオを通じて「ルーラ氏がトカンチンス州民にカチア氏への投票を推奨」と発言したことが、逆効果だったようだ。
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 W杯サッカー参加メンバーで膝の故障がささやかれているレナト・アウグストが、検査の結果、「異常なし」と出た。これで欠場の可能性は減ったが、本人には失礼だが、これを密かに残念がる声も少なくない。レナトは南米予選ではレギュラーだったが、低レベルの中国リーグでの試合で調子が下降。最近は控え扱いになっている。