ブラジル・ラジオ体操連盟(木下ジョルジ会長)は「第36回ラジオ体操フェスティバル」を17日午前9時半からチエテスポーツセンター(Avenida Santos Dumont, 843)、「創立40周年晩餐会」を同日午後7時からニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425)で行う。
同会は78年に初代会長の細川晃夫氏がリベルダーデ商工会の活動の一環として、地域住民を集めてラジオ体操を始めたことをきっかけに発足。現在48支部、会員は3千人以上に上る。
サンパウロ州及びサンパウロ市公式カレンダーに6月18日が「ラジオ体操の日」として制定されていることから、それに併せてフェスティバルを開催する。およそ1千人以上、カンポ・グランデなど遠方からも駆ける。
創立40周年に合わせて、日本の全国ラジオ体操連盟から慶祝団26人も出席する。晩餐会では、功労者に対して感謝状が授与される。
案内のために来社した一行は「ラジオ体操は一見地味だが、老若男女が楽しめるもの。伯厚生省の支援や指導者の地道な努力によって、伯社会にも広く取り入れられている」と振り返り、「フェスティバルは1千人を超える人が集り、見応えあるものになるはず。ぜひご来場を」と参加を呼びかけた。