6日付の上院ニュースサイトによると、在日本伯大使にエドゥアルド・パエス・サボイア氏の就任が決定した。2013年にボリビアから亡命を求めた上議を「人道的理由」で受入れを決定し批判を浴びた一方、「苦しむ同胞を助けるブラジル人の伝統にのっとった行動」とも賞賛された。同日午前に行なわれた外交国防委員会(CRE)では、在日ブラジル人子弟の日本式教育への適応についての問題を問われ、「在日伯大使、総領事として先導しなければならない主要な問題の一つ」とし、人道的な面からも同問題を優先するとした。「苦しむ同胞」を助けるため、サボイア氏の行動に期待?
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国際交流基金サンパウロ日本文化センター図書館(Avenida Paulista, 52 – 3ºandar)で、展示『端午の節句 こどもの日の象徴と伝統』が6月30日まで開催されている。日本の「こどもの日」5月5日に始まった展示で「鎧」「兜」「鯉のぼり」などを展示するとともに、端午の節句の伝統的な意味についても紹介。火曜から金曜は午前10時半から午後7時半まで、土曜は午前9時から午後5時まで入場できる。パウリスタ大通りでは昨年オープンのジャパン・ハウスに加え、今年になってから写真作品を多く展示する「IMS Paulista」や「Sesc Avenida Paulista」が開館。これら文化施設を一挙に回ってみるのはいかが?