【既報関連】18日から始まる、社会統合基金/公務員財形計画(PIS/PASEP)休眠口座の引き出し解禁に関して、年齢別の引き出し日程、PISやPASEPの取扱銀行に口座を持つ人々などの扱いもあわせて発表された。
引き出し対象は1971年~88年10月4日までに積み立てられたPIS/PASEPで、これまでは年齢制限などの理由で引き出せなかった人も、全員、引き出しが可能となった。政府は395億レアル分の経済活性効果を狙っている。
週明け18日から引き出しが出来るのは57~59歳の人で、29日まではこの年齢層の人だけが引き出せる。
6月30日から8月7日までは、利子の加算手続きのため、引き出しが中断される。
8月8日には、PIS担当銀行の連邦貯蓄銀行(Caixa)に口座がある人や、PASEP担当銀行のブラジル銀行(BB)に口座がある人に、該当資金が入金される。
その6日後の8月14日以降、9月28日までは、全年齢層のPIS/PASEPの権利者が引き出し可能となる。
「57~59歳の人は6月18~29日も引き出せるが、8月14日以降まで待って引き出せば利子が付く。17年度は8・9%だった」と伯字紙は報じている。
休眠口座の持ち主が死亡した場合は相続者が引き出すことが可能だが、必要書類や手続きに関しては、PISはCaixa、PASEPはBBへの直接の確認が必要だ。