ブラジル広島文化センター(平崎靖之会長)は『第3回お好み焼き祭り』を6月10日午前11時から同センターで開催し、午後3時までに約500枚が売れた。
前日からキャベツやネギを切って仕込み、当日も青年部員ら20人が元気な掛け声を上げながら焼いていた。1枚27レアルだが飛ぶように売れ、流れ作業で次々に作ったが、正午には30人以上の列が出来た。
地方支部でも出張焼き方指導をしている同会の村上ことじさんは、「プレジデンテ・プルデンテの支部でも教えてきました。どこに行ってもお好みを作り始めると人だかりが出来て、人気がある。みんな『初めて食べた。とても美味しい』といって喜んでくれる。みんな知らないだけ。もっと広めなくては」と意気込んだ。
来場者の藤浦ローザさん(73、二世)は「広島で食べたのに、だいぶ近くなってきた。若い人が頑張っている姿が、とても良いわね」と目を細めた。弟の池田ジョルジさん(71、二世)もキレイに平らげた皿を見せながら、「野菜ばっかりの感じ。ボクはブラジル人だから、もっと肉が入っていたほうが良いな」と笑った。