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東西南北

 ブラジルの糖尿病患者は人口の8・9%に及び、患者の数も2006年~2016年の10年間で61・8%増えた。以前は、自分が糖尿病だと診断されようものならそれを恥と思い、人に隠す風潮があった。だが、現在はそれをタブー(禁句)とせずに堂々と打ち明け、ネット上でもオープンに糖尿病について語り、事故などに遭った時も処置に誤りが生じないよう、「私は糖尿病」「血液型は○」と刺青する人も出てきている。自分の糖尿病経験を公開している男性は、「より多く語られるほど、人々の理解も深まる」と語っている。
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 ブラジル人の若者の「教師離れ」が進んでいる。15歳の生徒たちに将来なりたい職業を尋ねたところ、「教師」と答えたのは2・4%のみだった。10年前は7・5%だったから、3分の1以下だ。「あまり裕福でない家庭で育った僕には教師になることは決して悪いアイデアではないけれど、学校の友達はもっと儲かって、社会的地位の高い職に就きたいみたい」と語る。選挙年の年は特に、「ブラジルは教育の充実が課題」と至る所でメッセージが流れるが、若者に教師になりたいと思わせるような施策も必要だ。
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 22日のコスタリカ戦を2対0で制したセレソンは、27日に一次リーグ突破をかけてセルビアと戦うが、コスタリカ戦でネイマールの決めた2点目をアシストしたダグラス・コスタが右太ももの負傷で戦列を離れた。復帰の目処は立っておらず、最悪の場合は、このままW杯の残り試合に出られない可能性もあるという。右サイドバックのダニーロも故障中。セレソンは早くも正念場だ。