ブラジル山口県人会(伊藤紀美子会長)は、先月24日、敬老会を同会館で開催した。敬老会には、還暦から白寿までを迎えた会員5人が出席。会員や家族など約30人が参加し、和やかな祝いの場となった。
今回節目を迎え記念品を受け取ったのは広谷耕作さん(60、岩国市)、山本郁子さん(78、山陽小野田市)、落合亀幸さん(80、二世)、上田エレーナさん(88、同)、上田健さん(90、同)、野村好子さん(99、下関市)の5人。
最年長となった野村さんは文協の白寿者表彰状を手にしながら「こんなに祝っていただけて、夢のよう」と喜んだ。また、パラナ州カスカヴェル市から妻のエレーナさんと一緒に出席した健さんは「やっぱり健康のためには運動が大事。僕はずっと水泳をしていて、2021年に日本で開催される世界マスターズ水泳選手権大会にも出場したい」と目標を語った。
敬老会後は懇親の場となり、同日行なわれたW杯日本対セネガル戦の観戦会も行われ、日本チームへの声援が飛び交った。