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スピコン弁論大会9月開催=申込締切は来月13日まで

(左から)来社した金兼さん、佐々木さん、後藤さん

(左から)来社した金兼さん、佐々木さん、後藤さん

 9月23日に栃木県人会館で開催される「第12回弁論大会」「第39回サンパウロ・スピーチコンテスト」の出場者を募っている。ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)とブラジル日本語センター(日下野良武理事長)の共催。締切りは8月13日必着。定員30人。
 弁論の部は、N3以上の16~40歳が対象で、国籍、職業、住宅地を問わない。今年のテーマは「恩返し」で、発表時間は5~6分。
 スピーチの部は、聖、麻、南麻、三角ミナス在住の14~40歳で、通訳や教師をしていない人が対象。日語能力試験N2程度以上、N4~3程度で、A・Bにクラスに分かれる。テーマは自由だが、宗教・政治に関する内容は不可で、発表時間は3~5分。
 なお、弁論の部の優勝者にはグローバル社から、日本への往復航空券を贈呈。スピーチの部の入賞者にも、大阪サンパウロ姉妹都市交流協会からの招待による訪日研修の機会が与えられる見通しだ。
 申込みは、日本語センターHP(http://www.cblj.org.br/)から申込用紙を印刷・記入してスピーチ(弁論)の原稿を添えてセンターに提出すること。メールも可。合否結果は8月21日までに連絡される。
 案内のため来社した一行は「県人会を通じて訪日研修する若者も、その前に弁論で腕試しをしてみては。広く一般の方の参加をお待ちしています」と呼びかけた。
 問合せは、同センターの担当・クラウジアさん(電話=11・5579・6513、メール=evento2@cblj.org.br)まで。


□関連コラム□大耳小耳

 例年「サンパウロ・スピーチコンテスト」は、国際交流基金が開催する全伯日本語スピーチコンテストの「地区予選」の位置づけだった。ところが、今年から同基金が全伯コンテストを中止するとのことで、全伯大会がなくなってしまった…。その一方、中国共産党政府は、2020年までに世界中の1千カ所に中国語を教える「孔子学院」と「孔子学級」を設置することを目標している。孔子学院は2004年に設立され、2010年10月までに96の国と地域に332校が設置された。莫大な予算が中国語に注がれている。そんなご時世のときに、日本語教育にかけるわずかな費用をケチることが、日本の国策として正しいのか、国会議員の皆さんにしっかりと議論して欲しいところだ。