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リオ市=美容整形で女性が死亡=不審の執刀医は逃亡中

 リオ市で営業中の整形外科医が、自宅でヒップの整形手術を施した女性が術後に死亡したせいで、逃亡する事件が起き、現在も捜査が続いている。18日付現地紙が報じている。
 死亡したのはマット・グロッソ州在住のリリアン・カリストさん(46)で、14日にリオ市バーラ・ダ・チジュッカにある整形外科医の自宅アパートでヒップ矯正の手術を受けた。
 だが、臀部の筋肉に薬剤を投与した直後、リリアンさんが気分が悪くなり、執刀医自らが病院に運んだが、翌15日の未明に亡くなった。
 執刀医はデニス・セーザル・バロス・フルタード容疑者で、手術を手伝った母親と共に現在も逃亡中だ。
 看護師として手術を手伝ったフルタード容疑者の恋人(20)は、カリストさんの所持品を引き取りに行こうとして逮捕され、関与を認めた。
 同容疑者には、殺人や武器不法所持など計8件の犯罪記録がある。
 同容疑者の医師資格はゴイアス州とブラジリアのもので、リオ州医師会からの営業許可は受けていなかった。同容疑者はネット上で「ブンブン(お尻)先生」のニックネームで知られており、約100万人のネット閲覧者を誇っていた。
 なお、被害者のカリストさんの葬儀は、18日にマット・グロッソ州で行われた。