「ドクター美尻」ことデニス・セーザル・バロス・フルタード容疑者の起こした事件以来、美容整形での死亡事件が注目を集めている。その現場となったリオ市とその周辺ではその後、新たに2件、美容整形での犠牲者と思しき例が確認されている。ひとりは41歳の女性で20日にニテロイ市で死亡。執刀した医師は、ブラジル美容医師協会が認めるライセンスを持っていなかった。もうひとりは24歳のモデルの女性で、フルタード容疑者の事件のときのように、ヒップの矯正手術で亡くなったという。リオは華やかな美容整形の街として古くから有名だが、大きな落とし穴があるということか。
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24日正午過ぎ、サンパウロ市西部イタイン・ビビの商用高層ビルの屋上で火災が発生した。このビルは、ビジネス街や商店街などがあるバンデイラ・パウリスタ街とジョアキン・フロリアーノ街の角にあり、延焼なども心配されたが、消火は速やかに行われた上、ビルの中にいた人たちも無事に避難し、大事には至らなかった。今回の火災は、ビルの屋上で床の防水加工の作業を行っていた業者が可燃物に誤って火をつけたために起こったとのことだ。
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ブラジル・サッカー連盟(CBF)は25日、代表監督のチッチ氏との契約延長で合意成立と発表した。W杯では準々決勝で敗退したものの、継続を望む国民が9割近くと圧倒的だったため、続投は予想されていた。気になる契約期間は2022年、カタールでのW杯までだ。監督人事で悩まずに済むのはよいことだが、監督にかかるプレッシャーはより大きいか。