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広島県人会が募金を開始=日本祭りで義援金キャンペーン

募金する宮崎さん

募金する宮崎さん

 県連主催の日本祭りが20~22日の3日間行われたが、広島県人会(平崎靖之会長)はそこで「広島風お好み焼き」を提供すると同時に、「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」の義援金を集め始めた。ブース前に募金箱を設置し、専用口座を説明するバナーを飾った。
 日本祭り3日目に来場した宮崎ローザさん(67、二世)は広島風お好み焼きを購入した後、会計横の箱に募金し、「西日本豪雨のニュースを見て本当に泣いた。可哀想で…」と声を詰まらせ、「合計で一月分の給料を募金したと思う。できたらもっと続けたい」と語った。
 当日同県人会のブースで働いていた重田エウゾ第一副会長(74、三世)は、「リオ州でも2011年に豪雨災害があり、ブラジル人も豪雨のひどさを知っている。ポ語で西日本豪雨のニュースが出るなどブラジルでの関心も高い。さらに多くの人に募金を呼びかける必要がある」と語った。
 同県人会は18日から特別口座を開設して、募金を受付けている。振込先の特別口座番号は以下の通り。《CENTRO CULTURAL HIROSHIMA DO BRASIL, CNPJ 47.851.779/0001-12, BANCO SANTANDER (033), Agencia – 4551 – Rua Galvao Bueno, 31, C/C – 000130 03986 5》