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サンパウロ市冬の風物詩『七夕祭り』=リベルダーデで28、29日

市田さん、池崎会長、秋村実行委員長

市田さん、池崎会長、秋村実行委員長

 サンパウロ冬の風物詩――リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)が主催する『第40回七夕祭り』が28、29の両日、リベルダーデ広場を中心に開催される。
 広場舞台では例年どおり、花柳流会、シャンシャン笠踊り、阿波踊り、琉球国祭り太鼓、歌手の平田ジョエさんの歌謡ショー等が行われる。開会式は28日午後2時、ガルボン・ブエノ街の大鳥居前で行なう。
 その他、大阪橋上では食べ物と雑貨を合わせ約40のバザリスタが出店。手巻き寿司や焼きそば、各種衣料品などが販売される。会場には多くの笹飾りが設置されて雰囲気を盛り上げ、短冊も販売される。
 案内に来社した市田イツコさんは「笹飾りは1年がかりで、毎日6、7人が作っている」とのこと。
 七夕祭り実行委員長の秋村寿治さんによれば、今年は特別にグローボTV局関係の大道芸人が舞台でショーをするほか、26日(木)、27日(金)にサンベント広場やラルゴ・ダ・バタタでテレビ中継をするとのこと。「例年より人手が多いのでは」という。
 池崎会長は「あちこち祭りだらけだが、七夕は特別。毎年20万人が訪れます。ぜひご来場を」と呼びかけた。問合せは、同協会事務局(11・3208・5090)まで。