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7月のIGP―Mは0・51%、12カ月累積は8・24%上昇=原油高、為替、トラックストが影響か

 賃貸住宅の家賃契約の際、または年次調整の際の指標として使われる総合市場物価指数(IGP―M)の7月の指数が0・51%だったと、7月30日に発表された。(IGP―Mは、前月の21日からその月の20日までで算出されるが、6月21日~7月20日の指数を便宜上、「7月のIGP―M」とする)
 6月のIGP―Mは1・87%だったので、インフレペースは弱まったと言えるが、直近12カ月の累積IGP―Mは、6月が6・92%だったのに、7月は8・24%だった。
 「直近12カ月の累積IGP―M」は、賃貸住宅の家賃の年次調整に用いられる指数でもある。
 IGP―Mを計算しているのは、リオ市に本部を持つ学究機関、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)で、インフレ関連部門副監督官のサロモン・クアドロス氏は、IGP―Mが上昇している理由として、直近1年間に発生した、国際的な原油高やドル高レアル安、トラックストなどを挙げている。
 同氏はまた、「昨年は累積IGP―Mの値がマイナス(デフレ)だったので、今年のインフレ幅があまり大きくなかったとしても、昨年との差し引き計算で、プラス幅は大きく出るだろう」と述べている。
 6月に別の調査機関ダッタ・フォーリャが行った調査によると、一般国民にとって、5月下旬に発生した全国規模のトラックストは、利益より損害の方が大きかったと考えている人がおよそ7割に上った。
 また、国民の大半は、例え、石油公社ペトロブラス社に損害が出ようとも、ブラジル政府は燃料や家庭用ガスの価格を統制すべきとも考えている。(7月31日付フォーリャ紙より)

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