養蜂製品やラーメンの麺やスープを扱うMNプロポリス社(和田カルロス社長)が、ブラジルで初めてオーガニック味噌を製造・販売を始めた。今月からリベルダーデ駅近辺の日本食を扱う小売店で販売している。今後、スーパーマーケットの「ヒロタ」でも販売する予定だ。
日本から取り寄せた麹菌と有機栽培の米で麹を作り、同じくオーガニックの大豆が原料。松田典仁(のりひと)会長は「香りがあって味が強いのはオーガニックならでは。味噌汁にしたり、そのままキュウリにつけたり、味噌本来の味が楽しめる食べ方がお勧め」と言う。
もともとラーメンのスープのために作っていたのが高じて、有機製品にするに至った。麹作りの気温調整に試行錯誤し、3度目で成功。今年1月に仕込み6カ月発酵させてできた。
サンプルを飲食店や小売店に配布したところ好評で、たちどころに5千個の注文が入った。現在は味噌と平行して有機醤油も仕込んでいて、来年2月に発酵を終えたら販売する予定だ。
問合わせは、同社(11・4790・4600)まで。
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