ホーム | 日系社会ニュース | 大阪・聖姉妹都市協会=ポ語スピコン優勝外山さん来伯=「在日外国人を助けるヒントに」

大阪・聖姉妹都市協会=ポ語スピコン優勝外山さん来伯=「在日外国人を助けるヒントに」

粟嶋さん、外山さん

粟嶋さん、外山さん

 大阪・サンパウロ姉妹都市協会(吉川秀隆会長)が2月に行なった『ポルトガル語スピーチコンテスト』で優勝した外山朝陽さん(17、愛知県豊橋市)と同協会の粟嶋裕さんが7月25日に来社した。
 同協会は同コンテスト優勝者を毎年ブラジルに派遣している。外山さんは24日にブラジルに到着し、1日まで弓場農場やサンパウロ市難民施設などの視察を行なった。
 愛知県立千種高校3年生の外山さんは英語討論部に所属し、全国大会出場経験も持つほか、小学生からスペイン語を勉強するなど語学に堪能。
 豊橋市で生まれ育ち、日本のブラジル人コミュニティをはじめ在日外国人の生活を身近に見ていたことから「移民に興味がある」とのこと。「今回の視察では日本に住む外国人の日本社会への適応をどう助けられるかのヒントを得られたら」と期待した。
 粟嶋さんは「日本移民110周年という良いタイミングだったのでは。過去に派遣された人ともネットワークを構築し、色々なところで活躍して欲しい」と語った。