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東西南北

 サンパウロ市中央部リベルダーデ区にあるアフリトス聖堂が、崩壊の危機にさらされているという。同聖堂は、市内にはじめてできた霊園内に1775年に建てられ、市内でも有数の歴史を持つものだ。だが、ここ数年はメンテナンスがうまく行われておらず、壁にはひび割れが増え、さらに近隣の建物が改築などを行うと、揺れなどが生じるという。この教会はまだ、ミサが行われる月曜日には信者でいっぱいになり、使用頻度も高いという。市側は近隣で改築などを行っている人たちに罰金を課すなどの対策を講じているというが、歴史に敬意を表して、この聖堂の改修工事を行ってもよいのでは?

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 雨の降った25日未明あたりから再び寒くなったサンパウロ市。週末から昨日にかけては最低気温が10度まで落ち込むところも見られた。27日はブラジル南部に新たな寒波が入ったため、今日の午前中はまだ寒い状態が続くが、午後からは徐々に和らいでいくという。週末は逆に、30度近くまで気温が上がり、乾燥もするという。今年の8月は例年以上にこういう天気の繰り返しだったような気もするが、体調面にはくれぐれも留意が必要だ。

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 サッカーのリベルタドーレス杯は今週、準々決勝進出チームが決まるベスト16の第2試合が行われる。今日はサントスがインデペンディエンテ(アルゼンチン)と、明日はコリンチャンスがコロコロ(チリ)と、明後日はパルメイラスがセーロ・ポルテーニョ(パラグアイ)と対戦する。いずれも本拠地での試合なので、なんとか3チームとも勝ちあがってほしいところだが。