ブラジル・サンパウロ靖国講(講元=浜口イネス晴海)の慰霊祭が9月1日午前9時半から11時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の東洋会館(Av. Liberdade, 365 -Liberdade)で開催される。副講元は服部リカルドさん、サンパウロ支部長は西国幸四郎さん。
2年前まで靖国・ド・ブラジルと一緒に慰霊祭を行なってきたが、昨年から別にやるようになった。川村真倫子さんは「自分の命を捧げて日本を護ってくれた人たちがいたから、日系人は胸を張って今の生活が出来る。靖国神社の英霊と移民の先達への祈りを中心とした会に戻したかったので分かれました。これは靖国神社にも報告させてもらいました」との趣旨を説明した。
来社した西国支部長の父、故吉晴(きちはる)さんはプロミッソン靖国講の講元を17年間務め、10年前に亡くなったという。「父は第2次世界大戦で南方戦線に出兵し、奇跡的に生還した。戦死した多くの戦友の御霊を弔うために講元をしていた」とのべた。西国さんは現在、サンタクルス病院やアインシュタイン病院で脳外科医をしている。
西国支部長は「リベルダーデ駅から歩いて3分。ぜひ一般の方に多く参加していただきたい」と呼びかけた。