サンパウロ市は11日、同市南部サントアマーロの市営市場の運営権に関する入札を行ったが、応札企業がないまま、入札を終えた。この市営市場は1897年に操業を開始しており、100年以上の歴史をもつ由緒あるものだが、昨年の9月に火事で焼失した後、営業も止まっていた。今回の入札はこれを民営化するためのもので、落札金の下限を1150万レアルとし、25年契約で運営企業を求めていた。企業側は、価格設定の見直しを求め、入札延期を求めていた。歴史があり、有名でもあった市場だけに、何とか継続してほしいもの。この感じだと、復活するのはだいぶ先のことか。
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サッカーのブラジル代表(セレソン)が11日に米国でエル・サルバドル代表を相手に親善試合を行い、5―0で快勝した。7日に行われた米国代表戦に続き、2022年のW杯に向けた新チッチ体制のセレソン2連勝となった。11日の試合では、初召集となった21歳のリシャルリソンがセンターフォワードとして先発出場。期待に応えて、セレソンとしての初の先発試合で2得点を決め、注目を集めた。セレソンは10月にも、次の親善試合2試合を行う予定だ。
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11日、ブラジル映画アカデミーが、来年の米国アカデミー賞の外国語映画賞にブラジル代表として提出する作品に、「オ・グランデ・シルコ・ミスチコ」を選出した。サーカス一家の何十年にも及ぶ人生を描いた作品で、以前、シコ・ブアルキが音楽を担当して舞台劇になったことがある。ブラジルでの本作の一般公開は11月15日からだ。
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