21日、ジャイール・ボルソナロ氏は入院先のサンパウロ市アルベルト・アインシュタイン病院からビデオ・メッセージを送り、「体調はかなり良くなった。今月中には退院できそうだ」と語った。今はちょうど、本日付で報じたように、同氏の経済スタッフのパウロ・ゲデス氏のCPMF再導入の疑惑により、他の大統領候補からの攻撃がまた激化しはじめた頃。これが同氏の支持率にどう響くかは現時点ではわからないが、攻められる材料ができてしまったことは事実。同氏の退院までに果たして何が起こるか。また、退院の場合も一次投票までは日時がかなり少なくなるが、そこから氏がどう動くか。見逃せないところだ。
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7月に、パラナ州グアラプアーヴァの自宅アパートの4階から転落死した弁護士タチアーネ・スピッツネルさん(当事29)の検死結果が正式に発表され、転落する前に既に首を絞められて亡くなっていたという。この事件に関しては、既に夫のルイス・フェリペ・マンヴァイレール容疑者を逮捕済みだ。この事件は、タチアーネさんが事件直前も駐車場やエレベーターの中で同容疑者から暴行を受けていたことを示す監視カメラの公開で話題になっていた。
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20日に行われたサッカーのリベルタドーレス杯準々決勝第1試合、パルメイラスは敵地チリでの対コロコロ戦を2―0で快勝。本拠地での次戦を前にして、かなり有利な状況となった。ブラジル勢ではグレミオも1戦目で勝利しているが、クルゼイロは敗退。10月2~4日の第2戦の結果、準決勝に進出するブラジル勢は何チームになるか。
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