日伯文化連盟ピニェイロス文化センターで「日本庭園」についての講演会が22日午後2時半から4時まで行われる。講演者はサルキス・セルジオ・カロウスチャンさん。マッケンジー大学の都市建築科で学んだほか、文部省と亀岡ロータリークラブの制度で京都大学にも留学し、日本の現代建築について研究した。現在はアニェンビー・モルンビ大学都市建築科の教授として活躍している。日系社会の日本庭園にも新しい発見があるかも? 問い合わせは同センター(11・3031・5550)まで。
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『ジャポネス・ダ・フェデラウ』(連邦の日本人)のイシイ・ニュートン氏が7月に『O carcereiro(看守)―連邦の日本人とラヴァ・ジャット作戦の逮捕者たち』(ルイス・アルベルト・カリージョ著、ロッコ出版)を出版していた。同書はラヴァ・ジャット作戦で逮捕、拘束された政治家や企業家の連行役など、連邦警察での仕事について記したもの。全文ポ語、34・90レ。興味のある方は、お近くの書店で求めてみては? 8月にグローボ局のインタビュー番組「コンベルサ・コン・ビアウ」に出演し、学生だった70年代に軍政にスパイとして協力し、左派集会に顔を出してはその様子を軍部に報告していたと明かした上で、「民主主義が一番いい」と総括したとか。