ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 26日、大統領選候補たちによる討論会がSBT局で行われた。今回もジャイール・ボルソナロ氏は欠席。候補らの標的は支持率2位のフェルナンド・ハダジ氏となり、シロ・ゴメス氏やマリーナ・シウヴァ氏からの厳しい質問がハダジ氏に集中した。シロ氏とマリーナ氏は「左派側からの候補」の座をハダジ氏から奪いたい気持ちが強いから、なおさらだろう。討論会は10月4日のグローボ局を残すのみ。その時はボルソナロ氏も退院済みの見込みだが、出演にはドクター・ストップがかかっている。国民が最も注目する同局の討論会に出ないとアピールに欠けるし、出ると他候補の攻撃は避けられない。さて、どうするか?
     ◎
 26日、サッカーのブラジル杯の準決勝第2試合が行われた。イタケロンでのコリンチャンス対フラメンゴは、欧州強豪も目をつけはじめた期待の20歳、ペドリーニョの決勝ゴールで2―1、2試合合計でも同スコアで決勝進出を決めた。その一方、パルメイラスは敵地ベロ・オリゾンテでのクルゼイロ戦を1―1で引き分けたが、第1戦を0―1で落としたのが響き、決勝進出ならず。試合終了間際には苛立ちからか、乱闘騒ぎまで起こった。
     ◎
 24日、サンパウロ市南部ヴィラ・マリアーナで、クラウジオ・ロペス・カヴァさん(70)が、3人組の強盗に頭を銃で撃たれて死亡した。カヴァさんはこの日、自分が経営していたガソリン・スタンドから、2万7660レアルを持って銀行に向かう途中、バイクで囲まれ、逃げようとしたが撃たれた。容疑者はまだ判明していないという。