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パラナでお話大会、スピコン=初級者から上級者まで発表=日語学習の意欲向上に

参加した日語学習者ら

参加した日語学習者ら

 パラナ日伯文化連合会講堂で9月23日、16歳以下の日語学習者が参加する『第29回パラナ幼少年日本語お話大会』と16歳以上の『第34回パラナ・スピーチコンテスト』が開催された。お話大会はパラナ日伯文化連合会主催、パラナ日本語教育センター実施。スピーチコンテストは、パラナ連邦大学日本語公開講座CELIN、クリチバ日伯文化援護協会日本語講座、パラナ日伯文化連合会の共催。両大会共に在クリチバ日本国総領事館、国際交流基金の後援。

 開会式では上口寛パラナ日伯文化連合会会長が挨拶し、参加者たちに激励の言葉を送った。その後79人の発表者がお話やスピーチを200人の観客の前で発表した。
 お話大会では、日本語を学び始めて3年以内の生徒たちが対象の「新人カテゴリー」が導入され、他のカテゴリーと同様に堂々とした発表を行った。
 スピーチコンテストでは、日本で義務教育を受けた人、過去のスピーチコンテストで優勝した人などが対象の「Dカテゴリー」でプロジェクターを使った発表があり、目と耳で楽しむことができた。
 聴衆の前での発表を終えて「とても嬉しい」「できてよかった」など達成感を感じた生徒の声が多く、また保護者からも賞賛の声が相次いだ。すでに来年に向けての決意を新たにしている生徒もおり、日本語学習へのさらなる意欲向上が感じられた大会であった。